マウスピース矯正の費用ノート装置代だけでなく、総額・追加費用・通院回数で比べる

費用

歯列矯正に消費税はかかる? 自由診療の税込表示の見分け方

※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月27日
この記事は一般的な情報で、診断や治療の判断、税務の個別の判断の代わりにはなりません。

結論

「45万円+税」と表示された矯正費用は1.1倍の49.5万円が税込の支払額になる計算例。保険が使えない自由診療の矯正は消費税がかかる扱い
図:「+税」表示の矯正は1.1倍が支払額

消費税がかかる医療・かからない医療

国税庁のタックスアンサー「No.6201 非課税となる取引」は、社会保険医療の給付等として「健康保険法、国民健康保険法などによる医療、労災保険、自賠責保険の対象となる医療など」を非課税とし、「美容整形や差額ベッドの料金および市販されている医薬品を購入した場合は非課税取引に当たりません」としています。厚生労働省の資料も「公的医療保険でカバーされる医療(社会保険診療)は非課税取引です」と説明しています。

矯正の種類保険消費税
一般的な歯列矯正(マウスピース矯正・ワイヤー矯正)多くは保険が使えない自由診療(日本矯正歯科学会)非課税の範囲に入らないため、かかる
顎変形症の手術をともなう矯正、指定された病気による矯正など届け出をした医療機関で健康保険が使える場合がある健康保険法などによる医療は非課税
矯正の前の虫歯・歯周病の治療保険で受ける場合と自費の場合がある保険診療なら非課税、自費なら非課税の範囲に入らない

同じ医院で保険の治療と自由診療を受ける場合は、会計がどう分かれるかを医院に確認してください。保険が使える矯正は「保険が使える矯正」、矯正前の治療費は「抜歯・IPR・虫歯治療は総額に入る?」で説明しています。

総額表示のルール

国税庁の「No.6902『総額表示』の義務付け」によると、総額表示は、事業者が消費者に対して前もって表示する価格について、消費税(地方消費税を含む)を含めた価格を表示することを求めるものです。値札・チラシ・新聞やテレビの広告など、表示の方法は問いません。口頭で伝える価格は対象外とされています。

税込価格が11,000円(税抜10,000円、税率10%)の場合、次のような表示が総額表示に当たるとされています。

総額表示に当たる表示の例資料
11,000円国税庁・財務省
11,000円(税込)国税庁・財務省
11,000円(うち消費税額等1,000円)国税庁
11,000円(税抜価格10,000円)国税庁・財務省
10,000円(税込価格11,000円)財務省

財務省の資料は、税込価格と一緒に税抜価格を書くことは認めつつ、税抜価格を「ことさら強調する」ことで消費者に誤認を与える表示は、総額表示義務を満たしているとはいえない、としています。税抜価格だけを表示できた特例は、2021年3月31日で終わっています。

料金ページの見分け方

  1. 金額の近くの文字を見る:「税込」「税抜」「+税」「(税抜○円)」のどれが付いているか。総額表示のルールでは何も付いていない金額も税込で示すことになっていますが、念のため医院に確認しましょう。
  2. ページの末尾や注記を読む:「表示価格はすべて税抜」などの注記がないか確かめます。
  3. 同じ医院のほかのページと比べる:料金一覧とプランの説明で、税込・税抜の書き方がそろっているか。
  4. 月々の金額も確かめる:分割の月額に「税抜」と書かれている例があります。手数料や金利も別にかかることがあります。
  5. 見積書で税込の総額を確かめる:検査料・調整料・保定装置もふくめて、税込でいくらかを書面でもらいます。

税込の金額が分かったら「総額の計算ツール」に入れて、すべての費用を足した総額を確かめられます。

税別の表記がある例(五十音順)

当サイトの一覧(各公式ページ、2026年10月26日確認)から、税別の表記や、税込・税抜の書き方がそろっていない例です。税込への換算は当サイトで消費税10%として計算しました。

医院・ブランド公式ページの表記税込に直すと
hanaravi「30万円(税抜)」と「一括33万円(税込)」を併記(Basic)。デンタルローンの月額は「税抜」、月額払いは税込・税抜の記載なしBasic 33万円/Medium 49.5万円/Pro 66万円
プルチーノ歯科・矯正歯科インビザラインは税込と税抜を併記。小児の一期・二期治療(55万円・44万円)は税込・税抜の記載なしインビザライン 88万〜110万円(公式の税込表記)
You矯正歯科料金ページは税込。別の院のページ末尾に「ページ内金額は全て税抜」とあり、表記が食い違う見積書で確認
レオン矯正歯科料金ページは「¥450,000+税」などの税別表記部分矯正 49.5万円/全矯正 88万〜110万円/検査・診断 3.3万円
表の医院・ブランドの治療内容と主なリスク・副作用

いずれも透明なマウスピースを段階的に交換して歯を動かす自由診療です(hanaraviは7〜14日ごとに交換・1日20時間以上、プルチーノは10日〜2週間ごとに交換・1日22時間以上の装着)。主なリスク・副作用として、痛み・違和感、虫歯・歯周病、歯根吸収・歯肉退縮、ブラックトライアングル、期間の延長、治療後の後戻りなどが各公式ページに書かれています。You矯正歯科の料金ページにはリスクの記載がありません。くわしくは「ブランド別の費用一覧」と「リスク・副作用」へ。

よくある質問

Q. 「+税」と書かれた矯正費用は、いくら払うことになりますか?
A. 標準税率10%の場合、表示の金額の1.1倍です。たとえば「45万円+税」なら税込49.5万円です。実際の請求額は見積書で確認してください。

Q. 見積書が税抜で書かれていました。
A. 口頭で伝える価格は総額表示の対象外とされていますが、比べるときは税込にそろえるのが安全です。税込の総額を書面で出してもらえるか医院に聞きましょう。費用の項目は「マウスピース矯正の総額の内訳」も参考にしてください。

Q. 医療費控除では税込の金額を使いますか?
A. 当サイトでは、この点を国税庁の資料で確かめられませんでした。医療費控除の考え方は「歯列矯正の医療費控除」、支払方法ごとの扱いは「支払方法と医療費控除」を見て、迷う場合は税務署に確認してください。

PRマウスピース矯正の相談

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プルチーノ歯科・矯正歯科:インビザライン(マウスピース型矯正装置、薬機法で承認されていない医療機器と公式ページに記載)による全体矯正。1日22時間以上装着し、10日〜2週間ごとに交換。税込88万円(税抜80万円)〜110万円(税抜100万円)(料金一覧の表記。同じページの「施術の価格」の欄では税込33万円〜)、精密検査 税込6.6万円(税抜6万円)(公式ページ、2026年10月27日確認)。主なリスク:痛み・違和感、期間の延長、虫歯・歯周病、歯根吸収・歯肉退縮、顎関節の症状、後戻りなど。

参考にした情報(確認日:2026年10月27日)